■奇跡のレーシック:適性はレーシックの種類によって変わる


■奇跡のレーシック:適性はレーシックの種類によって変わるブログ:140303


「背中を洗ってくれないか」
と、お父さんに言われた。
このお父さんというのは、実は奥さんのお父さんである。

私は一瞬戸惑ったが、
「え?!あっ!はいっ」
と言いながらタオルを構え、お父さんの背中にあてがった。

初めてお父さんの背中というものに触れた。
なんか丸っこくて大きくて、何だかゴツゴツしている。

上手に洗ってあげようと思えば思うほどうまくいかない。
タオルがねじれてしまう…

今度はお父さんが私の背中を洗ってくれるらしい。
私は静かにお父さんに背を向ける。

お父さんは、なんていうか、力加減を知らない。
すごく力強くて、体についている必要なものまで
洗い流されてしまいそうな感じ。

思わず私は、身をよじってしまった。
「すまん」お父さんは申し訳なさそうに、
「むすこの背中を洗うのは難しいな」と言った…

私は物心のついたころから、
女手ひとつで育てられてきた。

我が家にお父さんがいないことを悲しがらなかったのは、
ママの育てかたが上手だったからだと思う。
溢れんばかりの愛を注いでくれたので、
私はとても幸せだった。

とは言え
お父さんのことを思わなかった訳ではない。

ただ、そのとき私がイメージするものは
どれも好感の持てないものばかりだった。

無口!ガンコ!厳しい!
正直、「お父さんは怖い」という印象しかなかった。

そんな私に父ができたのは、
私が結婚をしたからだ。

奥さんのお父さんは、私にとって不思議な存在だった。
格好なんてつけない。不器用だけどまっすぐ。褒められると照れ隠しする。
大きなお世話なことばかりする…

私は、お父さんというものに対する印象が
まるっきり変わった。






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